シングルサインオン(SSO)でログインする
RICOH360 Appでは、企業で利用している認証システムと連携し、シングルサインオン(SSO)によるログインが利用できます。
シングルサインオンを利用すると、RICOH360専用のIDやパスワードを管理することなく、企業で利用しているアカウントでログインできます。
シングルサインオン(SSO)とは
シングルサインオン(Single Sign-On: SSO)は、一度の認証で複数のクラウドサービスを利用できる仕組みです。
RICOH360 Appでは、お客様の認証基盤(IdP)と連携することで、企業で利用しているアカウントを使ってログインできます。
主なメリットは以下のとおりです。
- RICOH360専用のパスワード管理が不要になる
- パスワード忘れによる問い合わせを減らせる
- 多要素認証(MFA)やパスワードポリシーを企業側で一元管理できる
- 退職や異動に伴うアカウント管理を効率化できる
対応している認証方式
RICOH360 Appは、SAML 2.0によるシングルサインオン(SSO)に対応しています。
2026年10月時点では、Microsoft Entra IDとの連携に対応しています。
また、SAML 2.0に準拠した認証基盤との連携については、個別にご相談ください。
ご利用開始までの流れ
シングルサインオンの利用を希望する場合は、RICOH担当者へご相談ください。
ログイン方法
SSO設定後は、対象のメールアドレスを利用するユーザーはシングルサインオンでログインします。
- RICOH360 Appのログイン画面を開く
- メールアドレスを入力する
- 企業の認証画面へ移動する
- 企業アカウントで認証する
- RICOH360 Appへログインする
初回ログイン時には、利用規約やプライバシーポリシーへの同意画面が表示されます。
初回ログイン時のアカウント作成について
RICOH360 Appでは、JITプロビジョニングに対応しています。
そのため、RICOH360側で事前にユーザー登録を行わなくても、初回ログイン時にアカウントが自動作成されます。
既に同じメールアドレスでRICOH360 Appをご利用中の場合は、既存のアカウントが引き続き利用されます。
重要な注意事項
SSOを有効化すると認証方法が変更されます
SSOを有効化すると、対象ドメインのメールアドレスを利用しているRICOH360 Appユーザーは、ID・パスワードによるログインではなく、SSOによるログインを利用することになります。
SSO有効化前に、対象ユーザーがお客様の認証システムで正常に認証できることをご確認ください。
SSO対象ユーザーはお客様側で管理します
どのユーザーがSSOを利用できるかは、お客様の認証システム(IdP)の設定によって決まります。
同じメールアドレスドメインのユーザーであっても、お客様側の設定により利用できるユーザーと利用できないユーザーが存在する場合があります。
SSOを利用できないユーザーがいる場合は、お客様企業内のIT管理者へご相談ください。
メールアドレスの変更について
SSO利用中のアカウントでは、RICOH360 App上でメールアドレスを変更することはできません。
よくある質問
Q. SSOを利用するために追加料金は必要ですか?
ご契約内容により異なります。詳しくはRICOH担当者へお問い合わせください。
Q. Microsoft Entra IDに対応していますか?
はい。Microsoft Entra IDとの連携に対応しています。
Q. RICOH360のログインパスワードは必要ですか?
いいえ。SSO利用時は、お客様の認証システムで認証を行います。
Q. 退職者アカウントは自動削除されますか?
いいえ。SSOによるログインとJITプロビジョニングには対応していますが、ユーザーの削除や無効化の自動同期には対応していません。
Q. Entra IDの「マイアプリ」からログインできますか?
いいえ。RICOH360 Appは現在、SP-Initiated SSOのみに対応しています。
Microsoft Entra IDの「マイアプリ」からログインする方式(IdP-Initiated SSO)には対応していません。
現在は、RICOH360 Appのログイン画面から認証を開始する方式(SP-Initiated SSO)に対応しています。
Microsoft Entra IDログイン セットアップ手順
Microsoft Entra IDを利用してRICOH360 Appへシングルサインオンする際の流れを説明します。
実際の設定に必要な値や個別設定情報は、お客様ごとに異なります。導入を希望される場合は、RICOH担当者までご相談ください。
事前にご確認ください
SSO設定を行うと、対象ドメインのメールアドレスを利用しているRICOH360 Appユーザーは、パスワードログインではなくMicrosoft Entra IDによる認証を利用するようになります。
設定前に以下をご確認ください。
- Microsoft Entra IDをご利用中であること
- Microsoft Entra ID管理者権限を保有していること
- SSO対象ユーザーがMicrosoft Entra IDで認証可能であること
- SSO対象ドメインが決定していること
設定の流れ
Step 1. RICOHへ利用希望を連絡する
RICOH担当者へ以下をお知らせください。
- 会社名
- 利用予定ドメイン
- ご担当者様情報
Step 2. Microsoft Entra IDでアプリケーションを作成する
Microsoft Entra管理センターでRICOH360 App向けのエンタープライズアプリケーションを作成します。
設定に必要な情報はRICOHからご案内します。
Step 3. SAML設定を行う
Microsoft Entra IDでSAML認証を設定します。
- Entity ID
- Reply URL
- 属性マッピング
などを設定します。
Step 4. 利用ユーザーを割り当てる
RICOH360を利用するユーザーまたはグループをアプリケーションへ割り当てます。
Step 5. メタデータ情報をRICOHへ共有する
設定完了後、必要なメタデータ情報をRICOHへご連絡ください。
Step 6. RICOH側で設定を実施する
お客様から共有いただいた情報をもとに、RICOH側でSSO設定を行います。
Step 7. 動作確認を行う
Microsoft Entra IDアカウントでログインできることをご確認ください。
ログイン手順
- RICOH360 Appを開く
- メールアドレスを入力する
- Microsoft Entra ID認証画面へ移動する
- 会社アカウントでサインインする
- RICOH360 Appへログインする
注意事項
SSO対象ユーザーについて
どのユーザーがSSOを利用できるかは、お客様のMicrosoft Entra ID設定によって決まります。
既存ユーザーについて
同じメールアドレスのRICOH360アカウントが存在する場合は、既存アカウントを継続利用できます。
パスワード管理について
SSO利用時は、RICOH360独自のパスワード管理は不要です。
よくある質問
Q. Microsoft Entra ID以外でも利用できますか?
RICOH360ではSAML 2.0に対応した認証基盤との連携が可能です。
Q. ログインできない場合はどうすればよいですか?
まずはお客様企業のIT管理者へお問い合わせください。
HENNGE Oneログイン セットアップ手順
HENNGE Oneを利用してRICOH360 Appへシングルサインオンする設定方法の概要を説明します。
事前にご確認ください
- HENNGE Oneをご利用中であること
- HENNGE One管理者権限を保有していること
- SSO対象ユーザーが決定していること
- 利用ドメインが確定していること
設定の流れ
Step 1. RICOHへ利用希望を連絡する
Step 2. HENNGE Oneにサービスプロバイダーを登録する
RICOH360 AppのSAML設定情報を登録します。
Step 3. 属性マッピングを設定する
RICOH360では主に以下の属性を利用します。
- メールアドレス
- 表示名
Step 4. 利用ユーザーへアクセス権を付与する
SSO利用対象ユーザーを設定します。
Step 5. メタデータ情報をRICOHへ共有する
Step 6. RICOH側で設定を実施する
Step 7. 動作確認を行う
ログイン方法
- RICOH360 Appを開く
- メールアドレスを入力する
- HENNGE One認証画面へ移動する
- 認証を完了する
- RICOH360 Appへログインする
注意事項
SSO対象ユーザーのみ利用できます
HENNGE Oneで利用権限が付与されていないユーザーはログインできません。
認証方式が切り替わります
対象ドメインのユーザーは、パスワードログインではなくSSOログインを利用することになります。
アカウント管理について
ユーザー管理はHENNGE One側で実施してください。