準備
スマートフォン用アプリをインストールする
カメラのみで撮影ができますが、スマートフォン用RICOH360 アプリを利用することで、撮影・再生のほか、静止画・動画をクラウドにアップロードして共有ができます。

お使いのスマートフォンに対応したRICOH360アプリをダウンロードしてください。
RICOH360アカウントを作成する
RICOH360 をご利用されるにあたり、まずRICOH360 アカウントを作成します。
*RICOH360とRICOH360 Toursはアカウントが共通になります。RICOH360 Toursでアカウント作成済みの方は、こちらでアカウントを作成する必要はありません。
*サービスをご利用になる際には、利用規約とプライバシーポリシーをご一読の上、ご同意ください。同意いただけない場合は、本サービスをご利用いただけません。あらかじめご了承ください。
PCでアカウントを作成する場合
- アカウント作成ページをブラウザで開く
- メールアドレスとパスワードを入力する
- 利用規約とプライバシーポリシーをご一読のうえ、チェックボックスにチェックを入れる
- アカウントを作成するボタンをクリック
スマートフォンでアカウントを作成する場合
- RICOH360アプリのダウンロードページにアクセスし、アプリをインストールしアカウント作成をする

パッケージを確認する
パッケージを開けたら、以下の同梱品が揃っていることを確認してください。
RICOH THETA X

USBケーブル

充電式バッテリー(DB-110)

ソフトケース

クイックスタートガイド
お客様への重要なお知らせ
カメラ各部の名称
カメラに配置されたボタンやランプの名前と役割をお知らせします。

1. スピーカー
2. バッテリー/カードカバー
3. リアレンズ
ご注意
傷がつかないよう、レンズ部分の取り扱いにはご注意ください。
4. 表示パネル
メニューや撮影情報、画像を表示します。タッチ操作ができます。
5. シャッターボタン
撮影するときに押します。
6. 三脚ネジ穴
UNC1/4-20(JIS B7103準拠)、深さ6.7mm
ご注意
三脚使用時は、ネジの締め過ぎに十分ご注意ください。規格と異なるネジを使用すると、カメラ本体が破損するおそれがあります。
7. 電源ランプ
電源の状態を示します。
青点灯:電源がオンです。
緑点灯:USB接続で充電中です。
赤点滅:電源をオフにしています。
消灯:充電完了、スリープモード、消灯・消音モード、電源オフのときに消灯します。
8. 電源ボタン
長く押すと、電源をオン/オフします。
短く押すと、スリープモードへの移行またはスリープモードからの復帰ができます。
9. Modeボタン
静止画撮影モード/動画撮影モード/ライブストリーミングモード(USB接続時のみ)/マイセッティングモード(マイセッティング登録時のみ)を切り替えます。
長く押すと、最後に起動したプラグインを起動します。
10. USB端子(USB Type-C)
付属のUSBケーブルを使って、パソコンに接続します。
ご注意
付属のUSBケーブル以外を使った場合は、充電に時間がかかる、または充電やデータの通信ができないことがあります。
11. フロントレンズ
ご注意
傷がつかないよう、レンズ部分の取り扱いにはご注意ください。
12. マイク
13. カメラ状態ランプ
カメラの状態を示します。
青点灯:撮影可能です。
赤点滅:カメラにエラーが生じています。
緑点灯:セルフタイマーまたはタイムシフト撮影が設定されています。
消灯:静止画や動画の撮影中か、カメラがスリープモードか消灯・消音モードになっています。または、残り撮影可能枚数/時間がなくなったため、撮影できない状態です。
バッテリーとメモリーカードをセットする
本カメラに付属の充電式バッテリーをセットします。
メモリーカードを使用する場合は、市販のmicroSDXCメモリーカード(64GB以上、UHS-I、ビデオスピードクラスV30)をセットします。
- カメラの電源がオフになっていることを確認する
- バッテリー/カードカバーを矢印の向きにスライドさせて開ける

- バッテリーの向きに注意し、バッテリー側面でツメを横に押しながら奥まで挿入する

取り出すときは、ツメを横にずらします。
- メモリーカードを使用する場合は、カードの向きに注意して挿入する
- バッテリー/カードカバーを閉じる
バッテリーを充電する
カメラを使用する前にバッテリーを充電する必要があります。
- 付属のUSBケーブルを使って、カメラとパソコンを接続して充電を行う

- 充電が始まると、電源ランプが緑で点灯します。
- 充電が完了すると、電源ランプが消灯します。
- 充電が完了したら、USBケーブルを取り外す
充電時間について
約170分(周囲温度25℃)で充電が完了します。
ご注意
- 充電には付属のUSBケーブルをご使用ください。付属のUSBケーブル以外を使った場合は、充電に時間がかかる、または充電やデータの通信ができないことがあります。
- USBポートに接続する際はUSBハブを経由せずに、パソコン本体のUSBポートに直接接続してください。USBハブによっては充電できない場合があります。
- 充電の際は、パソコンの電源がオンの状態でUSBケーブルの抜き挿しを行うようにしてください。USBケーブルを挿したままパソコンを再起動した場合に、パソコンがカメラを認識できないことがあります。
メモ
- バッテリーの状態は、表示パネルで確認できます。
- 充電中は、電源ランプが緑点灯します。カメラの電源がオンで充電が完了すると、青点灯します。カメラが電源オフまたはスリープモードで充電が完了すると、消灯します。
- 充電時間はフル充電する場合の目安です。バッテリーの残量により充電時間は異なります。
- バッテリーの残量が少ない場合は、カメラがパソコンに認識されるまでに時間がかかることがあります。
- バッテリーを装着しないでカメラを起動させる場合は、ACアダプターキットK-AC166J(別売)の使用をおすすめします。
電源アダプターの出力が不足している場合は、「電源が正しくありません」と表示されます。
メモリーカードを使用する場合
新しいメモリーカードや他の機器で使用したメモリーカードを使用する場合は、本カメラでカードの初期化を実行する必要があります。
メモ
メモリーカードを使用している時は、撮影画像はメモリーカードにのみ保存されます。また、メモリーカードに保存された画像のみが再生できます。撮影画像を内蔵メモリーに保存したいときや内蔵メモリー内の画像を再生したいときは、カメラの電源がオフのときにメモリーカードを取り出してください。
内蔵メモリーに保存された画像は、カメラ設定画面の[ファイル移動]でメモリーカードに移動できます。
メモリーカードの画像が多い場合、カメラがメモリーカードを認識するまでの間、撮影画面では

が点滅します。その間に撮影すると、撮影画像は内蔵メモリーに保存されます。メモリーカード認識中の再生画面では、サムネイル一覧画面の右上に処理中を示すアニメーションが表示されます。
電源をオン/オフする
バッテリーの充電が完了したら、電源をオンにしてみましょう。
- 電源ボタンを長押しする

- 表示パネルが点灯します。

- もう一度電源ボタンを長押しすると、電源がオフになります。
- 電源ボタンを短く押すと、スリープモードへの移行またはスリープモードからの復帰ができます。
- 電源ランプの色は、カメラの電源の状態を示します。
メモ
ファームウェアバージョン2.40.0以降の場合、スリープモード時にUSBケーブルを抜くとスリープモードから復帰します。
初期設定を行う
カメラの電源を初めてオンにすると、初期設定画面が表示されます。画面に従って初期設定を行います。
- 言語を選択して[次へ]をタップする

- 位置情報付与機能をオンにするかどうかを選択し、[次へ]をタップする

- 画面に従って日時を設定する
- [スタート]をタップして、チュートリアルを開始する

「撮影と再生」と「スマートフォンアプリと接続する」のチュートリアルが続けて表示されます。
メモ
- 初期設定で設定した内容は、カメラ設定画面で変更することができます。
- 「スマートフォンアプリと接続する」のチュートリアルは、カメラ設定画面であとから見ることができます。
ご注意
「撮影と再生」のチュートリアルは、初めてカメラの電源をオンにした時のみ表示されます。チュートリアルの途中でキャンセルを行った場合や、カメラがスリープモードに入った場合、電源がオフになった場合は、チュートリアルが終了した状態となりますのでご注意ください。
撮影画面と各種画面への切り替え
カメラの電源をオンにして、初期設定が完了すると、表示パネルに撮影画面が表示されます。 撮影画面で上下左右にスワイプすることで、各種画面に切り替えることができます。
撮影画面の表示情報

通信状態

無線LAN機能オン(アクセスポイントモード)

無線LAN機能オン(クライアントモード)

USB Ethernetアダプター使用時
RICOH360アプリでクラウド連携後

アクセスポイントモードまたはricoh360.comへ未接続。アップロード待ちの画像がカメラ内にあり

アクセスポイントモードまたはricoh360.comへ未接続。アップロード待ちの画像がカメラ内になし

クライアントモードでricoh360.comへ接続し、待機中。アップロード待ち画像がカメラ内になし

クライアントモードでricoh360.comへ接続し、画像をアップロード中

クライアントモードでricoh360.comへ接続し、待機中。アカウントの保存容量が上限に達し、アップロード待ちの画像がカメラ内にあり
Bluetooth®機能

Bluetooth®機能オン
位置情報付与機能

位置情報付与機能オン

位置情報付与機能オン(位置情報未取得)
リモートコントロール

リモートコントロールTR-1(別売)接続中
プラグイン

プラグイン起動中
メモリーカード

メモリーカード装着時(メモリーカードを認識するまでの間は点滅)

メモリーカードエラー
バッテリー状態

バッテリー残量(100%~0%)

充電中

バッテリーなしで給電中
画像サイズ/動画サイズ・最大記録時間


静止画撮影モード時は、画像サイズを表示します。ボタンをタップすると、画像サイズを切り替えることができます。
動画撮影モード時は、動画サイズと最大記録時間を表示します。
セルフタイマー
タップすると、セルフタイマー機能のオン/オフを切り替えます。

セルフタイマー機能オフ

セルフタイマー機能オン(数字はカウントダウン秒数)
撮影モード
タップすると、撮影モード選択画面が表示されます。
静止画撮影モード、動画撮影モード、ライブストリーミングモード(USB接続時のみ)から選択します。

静止画撮影モード

動画撮影モード

ライブストリーミングモード(USB接続時のみ)
メモ
撮影モードは、本体側面のModeボタンで切り替えることもできます。
撮影可能枚数/録画可能時間
メモ
- 撮影可能枚数と録画可能時間は目安です。
- 撮影可能枚数の表示は最大「9999」です。撮影可能枚数が9999枚以上のときは、「9999」と表示されます。
露出プログラム
タップすると、露出プログラム選択画面が表示されます。
オート、シャッター優先、ISO優先、マニュアル、マイセッティング(登録時のみ)から露出プログラムを選択します。

オート

シャッター優先

ISO優先

マニュアル

マイセッティング(登録時のみ、露出プログラムボタンの上に表示)マイセッティングを設定後に撮影条件を変更した場合は、表示が

に変わります。
撮影設定

タップすると撮影設定画面が表示されます。
その他

電子コンパスの異常で、方位が正しく取得できません。カメラの電源がオンの状態で、カメラを8の字に動かしてください。

カメラが高温になっているため、カメラに触れ続けないでください。温度上昇が続くと、安全のため強制終了します。
メモ
- 撮影画面に表示されているライブビュー画像をスワイプすると、ライブビューの表示範囲を変更できます。
- 画面中央部を長くタッチすると撮影情報が非表示になり、ライブビューのみの表示になります。もう一度同じ操作をすると、撮影情報が表示されます。タッチシャッター機能がオンの時は、画面を長くタッチしても撮影情報が非表示になりません。
カメラの設定を確認・変更する:タッチシャッター機能
画面の切り替え
撮影画面の状態で表示パネルの端からスワイプすると、各画面に切り替わります。

- カメラ設定画面
- 再生画面
- 撮影パラメーター設定画面
- プラグイン選択画面
下方向:カメラ設定画面

右方向:再生画面(サムネイル表示)

上方向:撮影パラメーター設定画面

さらに上方向にスワイプすると、[撮影設定]画面

左方向:プラグイン選択画面

切り替え後は、各画面の端にあるバーを中央方向へスワイプするかシャッターボタンを押すと、撮影画面に戻ります。撮影パラメーター設定画面では、シャッターボタンを押すとそのまま撮影ができます。
スマートフォンとカメラを連携
スマートフォン用RICOH360アプリとカメラを連携することでスマートフォンからカメラを操作できます。
1.THETA Xの電源をONにする
2.THETA Xの表示パネルを上から下にスワイプして、無線LANとBluetooth®機能、位置情報のアイコンをタップしてON(青色)にする

3.RICOH360アプリを開き、ログインし画面下にある[THETA]をタップする
4.[新規連携]をタップする
5.連携するカメラをタップする

6.カメラのシリアル番号を求められたら、カメラ底面にあるシリアル番号のアルファベット先頭2文字を除く、下8桁の数字を確認する

7.カメラのシリアル番号をタップする
8.「カメラが見つかりました」が表示されたら[連携する]をタップする

9.下の画面が表示された場合は、THETA X本体の画面に表示されている[接続]ボタンをタップする

10.完了画面が表示されたら、THETA Xとスマートフォンとの連携は完了です。

連携したTHETAで撮影を行う場合は [撮影画面へ] をタップしてください。
RICOH360 クラウドを利用して自動アップロードなども可能です。