撮影条件を確認・変更する
撮影意図に合わせて、シャッター速度やホワイトバランスなどの撮影パラメーターを設定したり、撮影方法などの設定を変更できます。
撮影パラメーターを設定する
1. カメラの撮影画面で上方向にスワイプして、撮影パラメーター設定画面を表示する
2. 設定を変更したい撮影パラメーターをタップする

パラメーターの設定画面が表示されます。
3. 設定したい値をタップする
S:シャッター速度
静止画
- 露出プログラム[オート][ISO優先]の場合:1/16000~1/8秒(静止判定時最⾧1/2秒)
- 露出プログラム[シャッター優先]の場合:1/16000~15秒
- 露出プログラム[マニュアル]の場合:1/16000~60秒動画、ライブストリーミング:1/16000~1/30秒
動画
ライブストリーミング:1/16000~1/30秒
ISO:ISO感度
静止画
- 露出プログラム[オート][シャッター優先]の場合:ISO50~3200 (ISO上限設定ISO100~3200)
- 露出プログラム[ISO優先][マニュアル]の場合:ISO50~3200
EV:露出補正
-2.0~+2.0の範囲を1/3EVステップで変更できます。(露出プログラム[マニュアル]以外)
WB:ホワイトバランス

オート:自動的に調整されます。

屋外:屋外(晴天)での撮影に合わせて調整されます。

日陰:日陰での撮影に合わせて調整されます。

曇天:曇天での撮影に合わせて調整されます。

白熱灯1:白熱灯の下での撮影に合わせて調整されます。

白熱灯2:白熱灯の下での撮影に合わせて調整されます。([白熱灯1]に比べて赤みが残ります。)

昼光色蛍光灯:昼光色蛍光灯の下での撮影に合わせて調整されます。

昼白色蛍光灯:昼白色蛍光灯の下での撮影に合わせて調整されます。

白色蛍光灯:白色蛍光灯の下での撮影に合わせて調整されます。

電球色蛍光灯:電球色蛍光灯の下での撮影に合わせて調整されます。

水中:水中での撮影に合わせて調整されます。水中ハウジングケースTW-2(別売)を使用して水中で撮影した場合に、ホワイトバランスとスティッチが最適に調整されます。(

を選択したときは、[水中ハウジング設定]の設定に関わらず、水中撮影に適したスティッチが行われます。)色温度指定:2500~10000Kの間で指定できます。(撮影設定の[色温度指定]をオンにしてください。)
Option:オプション設定

ノイズ低減:室内などの暗い場所での撮影に適しています。カメラを固定して撮影する必要があります。

HDR合成:風景などの明暗差が大きい場所での撮影に適しています。カメラを固定して撮影する必要があります。

手持ちHDR:HDR合成と比較して、手持ちで撮影しても手ぶれ・被写体ぶれを抑えます。
ご注意
露出プログラムを[マニュアル]に設定して、シャッター速度を1/8秒より遅くした場合、撮影開始時と撮影完了時に音が鳴ります。また、露出プログラムを[オート]に設定して、撮影パラメーターのOptionを

(ノイズ低減)、

(HDR合成)、または

(手持ちHDR)に設定して撮影した場合も、撮影開始時と撮影完了時に音が鳴ります。このとき、撮影が完了する前に電源をオフにすると、画像が保存されません。
露出プログラムを[オート]、Optionを

(ノイズ低減)または

(HDR合成)に設定して撮影する場合は、ブレ防止のため三脚などでカメラを固定して撮影してください。
メモ
- 撮影モードや露出プログラムによって表示される項目が異なります。
- ライブストリーミングモードでは、ライブストリーミング開始前に、ホワイトバランス、露出補正、ISO感度上限、マイクゲインが変更できます。
- 撮影パラメーターは、カメラの電源をオフにしても維持されます。
撮影設定を変更する
1. 撮影パラメーター設定画面で上方向にスワイプして、[撮影設定]画面を表示する
2. 設定を変更したい項目をタップする

設定画面が表示されます。
3. 設定したい値をタップする
撮影
方法(静止画撮影モード時)
[通常撮影]:1コマ撮影します。
[連写]:決められた枚数を連続撮影します。[画像サイズ]が[11K]に設定されているときは8枚、[5.5K]に設定されているときは20枚連写します。
[タイムシフト]:フロントレンズ側とリアレンズ側を別々に時間差で撮影して合成します。
[インターバル撮影]:撮影間隔(6秒~60分、1秒単位)と撮影枚数(2~200枚、または指定なし)を任意に設定して撮影します。
[マルチブラケット]:シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスの色温度をマニュアル設定(最大13個)した複数の条件で連続撮影します。
撮影後表示(静止画撮影モード時)
撮影後に表示パネルに撮影画像を表示するかどうかを設定します。
セルフタイマー
セルフタイマー撮影のカウントダウン時間を1~10秒(1秒単位)で設定します。
マイセッティング
現在の撮影条件をマイセッティングに登録できます(静止画と動画で各1つ)。
色温度指定
ホワイトバランスを色温度で設定するかどうかを設定します。
画像サイズ(静止画撮影モード時)
画像サイズを[11K](11008×5504)と[5.5K](5504×2752)から選択します。
顔検出(静止画撮影モード時)
撮影時に顔検出を行うかどうかを設定します。オンにした場合は、人物に適した露出で撮影します。
再生時の向き(静止画撮影モード時)
[正面]:フロントレンズを基準にして、再生時の画像を表示します。
[AIオート]:主要な被写体を自動的に検出して、再生時の画像を表示します。処理時間が少し長くなります。
ファイル形式(静止画モード時)
静止画はJPEG形式でのみ撮影ができます。
ISO感度上限
露出プログラムを[オート]または[シャッター優先]に設定して撮影しているときの、ISO感度の上限を設定します。静止画撮影モード時は、画像サイズごとにISO感度上限を設定できます。
水中ハウジング設定
水中ハウジングケースTW-2(別売)装着時のスティッチ設定を選択します。ホワイトバランスは、撮影環境に合わせて設定してください。
[水中用]:水中撮影に適したスティッチを行います。
[陸上用]:陸上撮影に適したスティッチを行います。
撮影間隔(撮影方法[タイムシフト]設定時)
タイムシフト撮影時に1枚目(フロントレンズ)の露光開始までの時間と、1枚目の撮影を完了してから2枚目(リアレンズ)の露光開始までの時間を設定します。
撮影間隔(撮影方法[インターバル撮影]設定時)
インターバル撮影時の露光開始間隔を、6秒~60分で1秒単位で設定します。
撮影枚数(撮影方法[インターバル撮影]設定時)
インターバル撮影時の撮影枚数を2~200枚(または指定なし)で設定します。
ブラケット設定(撮影方法[マルチブラケット]設定時)
マルチブラケットの撮影パラメーター(シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランス色温度マニュアル設定)を登録します。
動画ライブビュー(動画撮影モード時)
[ライブビューあり]:動画撮影中、表示パネルにライブビューと記録経過時間を表示します。
[ライブビューなし]:動画撮影中、表示パネルに記録経過時間のみを表示します。
[画面オフ]:動画撮影中は表示パネルを消灯します。
撮影時天頂補正
天頂補正を行うかどうかを設定します。オフにした場合でも、パソコン用基本アプリであとから補正できます。
動画サイズ(動画撮影モード時)
動画の解像度とフレームレートを設定します。
ご注意
- 動画サイズ [8K] (10fps)、[8K] (2fps)、[5.7K] (30fps)、[5.7K] (10fps)、[5.7K] (2fps) の動画は、スマートフォンには転送できません。[4K] (60fps) の動画は、スマートフォンによっては転送できないことがあります。転送できない動画は、パソコン用基本アプリで再生してください。
- 動画サイズ [8K] (10fps) と [8K] (2fps) は、カメラ本体で再生できません。パソコン用基本アプリで再生してください。
- 動画サイズ [8K] (10fps)、[5.7K] (30fps)、[5.7K] (10fps)、[4K] (60fps) の動画を撮影する場合は、無線LAN機能をオフにしてください。無線LAN機能をオンにする場合は、バッテリーを取り外し、ACアダプターキットK-AC166J(別売)から給電を行ってください。
- ACアダプターキットK-AC166J(別売)でカメラを動作させているときに、バッテリーを着脱しないでください。突然電源がオフになり、動画ファイルが正しく記録できないことがあります。
コーデック(動画撮影モード時)
動画は、H.264でのみ撮影ができます。
ビットレート(動画撮影モード時)
動画のビットレートを設定します。
最大記録時間(1回)(動画撮影モード時)
1回の撮影で記録できる最長の時間を設定します。
ご注意
カメラの内部温度が上昇したときは、安全のため強制終了します。
マイクゲイン(動画撮影モード時)
[Normal]:通常モード
[Low]:録音時のマイクゲインを下げ、大音量の時に音割れを軽減するモード
[Mute]:動画を無音で記録
メモ
- 撮影モードや撮影方法の設定によって表示される項目が異なります。
- 撮影設定は、カメラの電源をオフにしても維持されます。