静止画撮影モード

撮影時に撮影条件を設定できます。

必要な準備

静止画撮影画面から設定可能な条件は以下です。

EV:

撮影する画像の露出補正(画像全体の明るさ補正)ができます。ライブプレビューを見ながら、適切な明るさに調整してください。

WB:

撮影する画像の色味を変えることができます。ライブプレビューを見ながら、ちょうどよい色味になるものを選択してください。

露出モード:

露出はイメージセンサーに光を届ける量を調整することを言います。露出を調整する要素は3つあり、絞り、シャッタースピード(露光時間)、感度です。これらの要素を組み合わせて露出を作ります。

  • Auto(オート):撮影環境に応じて絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスを自動調整します。
    • Option Settingでノイズ低減、DR補正、HDR合成が選べます。
  • Tv(シャッター優先): シャッタースピードとホワイトバランスの設定ができます。
  • ISO(ISO感度優先): ISO感度とホワイトバランスを設定します。
  • M(マニュアル): 絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスを設定します。

露出モードのOption Setting

暗所撮影時のノイズを低減したり、撮影画面内の明暗差が激しい場所での白飛びを低減する撮影などができるオプションを選択できます。

  • OFF: オプションを使用しません。
  • DR補正: 明暗差がある場所で、手持ちで撮影する場合に有効なオプションです
  • ノイズ低減: 暗い場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効なオプションです。
  • HDR合成: 明暗差が大きい場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効なオプションです。

プリセットモード:

  • SC2
    • : 人物の顔を検出して画像の中心に配置します。また、人物の顔が際立つように補正します。
    • 車窓: 車内外や舞台など大きな明暗差があるシーンでの撮影において、明部・暗部双方の対象物を明瞭に見えるように画像補正します。
    • 夜景: 夜景をきれいに撮影できるモードです。このモードを使用するときは、三脚・一脚等でTHETAを固定することをおすすめします。

  • SC2 for Business
    • Room: 室内や車内で撮影する際に、内部と外部との明暗差を補正して、画像全体を綺麗に撮影できます。このモードを使用するときは、三脚・一脚等でTHETAを固定することをおすすめします。

Shutter Speed:

露出モードをTv, Mに設定した場合、シャッタースピード(露光時間)を変更することができます。数値が大きいほど、シャッタースピードが遅く(露光時間が長く)なります。

  • Tv: 最長1/8~最短1/25000
  • M: 最長60~最短1/25000

ISO:

露出モードをISOに設定した場合、ISO感度を変更することができます。数値を小さくするほど感度が低くなるため多くの光量が必要になりますが、ノイズの少ない画像になります。数値が大きいほど感度が高くなるため少ない光量で撮影できますが、ノイズの多い画像になります。

補足情報